慈恵医大での計画無痛分娩出産体験談②入院・出産・退院まで 食事についても

2022年6月、第一子を慈恵医大病院(東京慈恵会医科大学附属病院)にて計画無痛分娩で出産しました。慈恵医大での出産を検討している方のご参考になれば嬉しいです!

↓まずは”慈恵医大での計画無痛分娩出産体験談①(病院を選んだ理由・コロナ禍での出産・費用etc)から

いずれも2022年6月時点での情報ですので、最新の情報は病院にお問い合わせをお願いします※

目次

通院

計画分娩日決定

妊娠36週以降の毎週の検診で、赤ちゃんの下がり具合等の様子を見て、先生と分娩日を決めました。当初、39週で入院日を仮押さえしましたが、その後の検診で40週で入院日を確定させました。

入院

入院日前日(分娩日の前々日)

PCR検査を受けに通院する必要がありました。当日中に結果が出るので、陽性だった場合は病院から連絡があります。(陰性の場合、連絡は来ません。

入院1日目(分娩日の前日)

計画無痛分娩の場合、分娩前日から入院となります。

13時頃、夫に同行してもらい、タクシーにて病院着。お風呂や昼食は自宅にて済ませ、スッピンで向かいました。(出産翌日までシャワーを浴びられないとのことでした)コロナ禍での立ち会いや面会は一切できず、夫は帰宅です。

その後、病棟や病室の説明があります。わたしは自分の体力の回復を優先させたいと思い、母子別室の大部屋を希望しました。

入院中に空き状況を見て同室に移ることも可能でした(逆もしかり)

4人部屋の様子。

その後、病室にてNST(分娩監視モニター)で赤ちゃんの心拍パターンを確かめました。

次に、内診で子宮口の開きや赤ちゃんの下がり具合を確認しました。子宮口の開きが1.5センチ程度でしたので、バルーンを子宮口に入れて様子を見ることになりました。そして、バルーンを入れたことで赤ちゃんに影響がないか、再度NSTを行いました。

18時から病室にて夕食です。バルーンをいれたことにより生理痛のような鈍痛がありましたが、完食しました。

給食のような懐かしい味!ほぼ毎食完食です。

食事は朝食・昼食・間食・夕食の4回です。事前にメニュー表が配られ、朝食と夕食は和・洋から毎日選択することができました!

21時に消灯となります。計画無痛分娩の場合、分娩前日の21時以降は絶食になりますので、消灯前に持ってきたお菓子をむさぼりました。(水はOKでした)

入院2日目(分娩当日)

朝6時半、入院時に渡されたパジャマや下着をつけて陣痛室へ。NSTや血液の検査、点滴の投与をします。昨日バルーンを入れたお陰で子宮口が3センチに。まだまだ開きが足らなかったのでバルーンの水を増量しました。

8時半頃に陣痛促進剤を投与すると、大体3分おきで陣痛が来ました。

麻酔が効くまでのこの時間が出産前で一番痛い時間でした・・・

9時半頃、子宮口の開きが5センチ程度のタイミングで麻酔の投与を開始。麻酔を投与すると、30分ほどで痛みがだいぶ和らぎました。

陣痛のお腹の張りは感じるものの、痛みは感じません。(感動!)

そして、麻酔の効きより陣痛の痛みが上回るときは都度麻酔を足していきます

妊婦検診のとき苦手で仕方なかった内診(子宮口グリグリ)がありましたが、もはや何の痛みも感じません。(感動!)

痛みを感じていないので、動画サイトを見たり、お昼寝したり、リラックスして過ごしていました

12時半頃、人口破水の処置を行いました。一気に子宮口の開きが7センチほどに。

14時半頃の内診で、子宮口の開きが10センチほどに届いていることを確認。

陣痛の波(張り)に合わせていきみの練習を何回か行いました。トイレでいきむ感覚です。その後、分娩室に移動となりました。

いざ出産

先生や助産師さんが「頑張って!」と声をかけてくれる中、練習の通り、陣痛の波に合わせて何度も何度もいきみます。

「赤ちゃんが少し出づらそうなので切開しますね」と先生(会陰切開)。麻酔のお陰で痛みは全くありませんでした。

その後、何回かいきむと「頭が見えていますよ!」とのこと。しかし頭が大きいのかなかなか出てこず、吸引分娩を行うことになりました。

再び汗だくになりながら数回いきんだところで無事出産!陣痛開始から7時間弱での誕生です。(初産にして超安産らしい)

産んですぐ夫や両親にテレビ電話をし、生まれてすぐの子どもを見せながら出産の感動を分かち合いました。

先生や助産師さん・看護師さんが「頑張りましたね~」「いきむの上手でしたね~」と声をかけてくれ、安心して思わずホロリ

その後、麻酔が切れる2時間後迄は、陣痛室でリラックスして過ごしました。

麻酔が切れてから

出産から2時間程度で麻酔が切れ、無痛からの差が激しく、ここからハードモード突入です。

出産直後は、会陰切開の痛みと腰痛で、点滴棒なしでは歩くことができません。

尿意を感じても、痛すぎて出すことができません。(看護師さんに管を挿してもらいました・・・)

円座がない限り、座ることができません。

日に日に痛みは弱まっていくものの、産後3週間は痛み止めや円座クッションが毎日のお共でした。

そんなこんなで前日の夜からお預けを食らっていたご飯(夕食)です。痛みをかかえながらもペロリと完食しました。

この日の赤ちゃんのお世話は助産師さん・看護師さんがしてくれました

入院3日目(産褥1日目)―入院7日目(産褥5日目、退院日)

出産翌日(入院3日目)から赤ちゃんのお世話が始まります。

私は母子別室ですので、授乳時間(基本3時間おき)になると新生児室に行き、助産師さんや看護師さんの指導のもと、授乳やおむつ交換をしました。夜間のお世話は無理せず、助産師さん・看護師さんにお願いすることもありました。

また、入院5日目にはお祝い御膳が出ました!こちらも和・洋から選択することができます。

私は和食を選択。とてもボリューミーで豪華です。

鯛はテンション上がります♪

退院日前日には、沐浴指導や退院指導(退院後どういった症状に気を付けなければならないか、など)がありました。

初産の場合、退院は産褥5日目になります。経産婦の場合は産褥4日目での退院)

荷物が多いので夫に来てもらい、病院からタクシーで帰宅しました。

出産・入院を終えて

初産でとても不安なことが多いなか、この産院で出産することができてよかったなと思いました。

個人の希望に合わせた授乳を指導してくれた

母乳育児推奨の産院もある中で、しっかりと私の希望に合わせて混合育児のアドバイスをしていただきました。そのため、母乳で育てなきゃ!というプレッシャーを感じることなく過ごせました。

母子別室を選択できた点

退院後はずっと離れられないのだから、入院中くらいは別室で過ごしたいなと思い、母子別室を希望しました。無理に母子同室を勧められるようなことはなく、自分の体力の回復に努めることができました。

相談しやすく信頼できる先生・助産師さん・看護師さん

先生を始め、助産師さん・看護師さんもテキパキとされながらも物腰が柔らかく、相談しやすい方が多かった印象です。

初めての出産で分からないことだらけでしたが、皆さん優しく丁寧に教えてくださいました

ご一読ありがとうございました!
慈恵医大での計画無痛分娩体験談③に続きます。

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この記事を書いた人

●アラサー主婦●2022年夏産まれの娘を子育て中●日々の生活・おでかけ・旅行・子育てのこと●2022年冬より夫の海外駐在に帯同し、ジャカルタに在住●育児の合間に気まま更新

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