2022年6月、第一子を慈恵医大病院(東京慈恵会医科大学附属病院)にて計画無痛分娩で出産しました。慈恵医大での出産を検討している方のご参考になればと思い、体験レポを公開します。
※いずれも2022年6月時点での情報ですので、最新の情報は病院にお問い合わせをお願いします※
慈恵医大病院 概要
アクセス
慈恵医大病院は、東京都港区西新橋にある大学病院です。とてもアクセスの良い病院です。
- 都営三田線 御成門駅 3分
- 日比谷線 神谷町駅 7分
- 銀座線 虎ノ門駅 9分
- 銀座線・都営三田線 新橋駅 12分
- 丸の内線・千代田線 霞ヶ関駅 13分
母子医療センター
産科は母子医療センターにあります。2020年に新設された棟になりますのでとても綺麗です!
慈恵医大病院を選んだ理由
元々違うクリニックで出産予定でしたが、赤ちゃんに病気の可能性があり大学病院に転院したほうが良いとのこと。

臨月だったのでいわれるがままに転院に・・・
産院が慈恵医大病院を勧めた理由は、私の自宅が近いという理由のほかに2つあります。
設備の充実・他の科とのスムーズな連携
小児科・内科・外科などが併設されていること。また、NICU(集中治療室)等もあり、赤ちゃんに万が一の時があった際に、いち早く対応できるということ。



わたしの場合、赤ちゃんが産まれてすぐに小児科で見てもらうことができ安心しました
計画無痛分娩対応
慈恵医大病院は平日の日中であれば、計画無痛分娩ができます。(土日祝は対応不可)
ただし、入院日前に破水・陣痛が来てしまうと、場合によっては対応できる医師がいなかったりと、普通分娩になる可能性があり要注意。
コロナ禍での分娩・入院
2022年6月時点では、以下の通りでした。
コロナ禍での立会い・面会は?
残念ながら立ち会いや入院中の面会はできませんでした。入院中に家族に荷物を持ってきてもらうことはできますが、看護師さんを通して受け取ることになります。



赤ちゃんがパパに初めて会えるのは退院日か~
コロナに感染した場合、分娩は可能?
可能でした。感染予防のため、基本は帝王切開での対応となるようです。
入院前のPCR検査
入院前にPCR検査を受検する必要があります。計画無痛分娩で入院の場合は、入院日の前日朝にPCR検査を受けに病院に行きます。当日中に結果が出るので、陽性だった場合は病院から連絡があります。(陰性の場合、連絡は来ません)
入院について
入院スケジュール
無痛分娩の場合は分娩前日から入院でした。また、初産婦の場合は産後5日目で退院でした。(経産婦の場合は4日目で退院でした)



私の場合、初産&無痛分娩なのでトータル6泊7日の入院となりました
病室について
個室と大部屋(4人部屋)を選ぶことができます。個室は料金によって多少設備は異なるものの、シャワー、冷蔵庫、トイレ、テレビなどの設備、備品が整っています。
大部屋はシャワーは共同、冷蔵庫・テレビは有料となっています。
- 個室:26,000円、37,000円のいずれか
- 大部屋(4人部屋):4,500円
大部屋は、母子同室か母子別室かを選ぶことができます。わたしは母体の回復を優先したくて、別室を選択しました。
費用
無痛分娩費用について
分娩に掛かる費用は90万円程度(出産一時金42万円を除き、手出しが48万円程度)でした。
事前の説明では、正常分娩約80万円、無痛分娩95万円、帝王切開約70万円(保険適用)ということでしたので、概ねその通りの費用でした。



転院前のクリニックと比較すると手出しが+30万円・・・泣
ですが、都内総合病院の概ね相場と感じます
2023年4月より出産一時金が42万円から50万円に増額されています。
おわりに:慈恵医大病院で出産して良かった?
ずばり、YESです!まとめると、以下3点が理由になります。
充実した設備
赤ちゃんの病気の可能性から、エコー検査のみではわからない赤ちゃんの状態をMRI検査で見てもらえたり、出産後すぐに小児科にかかることができたりと、総合病院ならではの安心感がありました。
通院は決まった先生が診察を
通院する曜日が基本決まっている為、毎回同じ先生に診察して貰えました。私の場合、お産もその先生のもと臨むことができとても安心しました。
医師・看護師さん・助産師さん・スタッフの丁寧さ
毎回の検診時は勿論、麻酔科の先生からの無痛分娩の説明、看護師さんや助産師さんのサポート、受付の方の対応など、担当してくださった方はとても丁寧で話しやすい方が多かったです。私が納得するまで説明をしてもらえました。



看護師さん・助産師さんは若い方が多い印象でした
通院時の手続きがスムーズ
妊婦検診時の手続きが非常にスムーズでした。病院に到着したら・・・
診察券をかざして自動受付⇒当日のスケジュール表が印刷される⇒受付スタッフへ
の流れです。
また、毎回の検診後、次回の予約表を貰えます。予約表には次回の診療日、受診科、受診内容や注意点が記載されているので、忘れっぽい私には大変ありがたかったです。
お会計にも自動精算機が導入されており、待ち時間は無いことのほうが多かったです。
妊婦検診の際にたまに待ち時間が長いことがありましたが、そんな時は別棟のDEAN&DELUCAへ。ほかにも売店やお蕎麦屋さん、パン屋さん、コンビニなどがあり、時間を潰すことが出来ました。 院内施設のご案内|当院について|東京慈恵会医科大学附属病院 (jikei.ac.jp)
今後の24時間対応に期待
上記の通り、土日祝・夜間の無痛分娩に対応しておらず、「陣痛が来てしまったら普通分娩になってしまう・・・」という不安が常にありました。今後24時間の無痛分娩対応となることに期待です。
ご一読ありがとうございました!
慈恵医大での計画無痛分娩出産体験談②③に続きます。












