2024年秋、夫の駐在先であるインドネシアのジャカルタに帯同中、第二子を出産しました!妊娠発覚から出産する迄、日々本当に手探りだったので、当時のことを記録しておこうと思い、記事にしました。本記事は体験談⑤出生届等の手続きについてです。
記事の内容は全て2025年1月頃の記録となりますので、最新の情報は各所にお問い合わせをお願いします。あくまでご参考迄・・
・あくまでも、両親とも国籍が日本で、子どもの国籍も日本であるケースです。(夫のジャカルタ駐在帯同中に出産)
・インドネシアの滞在許可を生後60日以内に取得する必要があり、出生届~パスポート取得~ビザ・KITAS(インドネシアの居住許可証)取得を急ぐ必要がありました。
日本での出生届受理と戸籍反映
<大前提>大使館経由で日本の役所に出生を報告するものだと思っていたものの、大使館経由だと手続に時間を要するため(1か月程かかりそう?)、自分たちで必要書類を準備し、国際郵便(DHL)で日本に発送して出生手続きを進めました。
ジャカルタでの出産経験のある知人複数も同様の方法で出生届の手続きをしていました。
1. (産前)本籍のある役所に問い合わせ
本籍のある日本の役所に、海外で出産する旨と、大使館を経由せず出生届を提出したい旨を伝え、必要書類や手続き方法について問い合わせをしました。参考迄に、私たちの本籍のある役所での必要書類は以下の通りでした。
- 出生届:日本大使館で見本とフォーマットを貰いました。(日本の役所で貰えるものと同じ様式)
- 出生証明書:産院で4部(本紙1部+コピー3部)貰いました。
- 出生証明翻訳with翻訳者サイン:日本大使館でフォーマットを貰いました。
- 産院のパンフレット
- 赤ちゃんの祖父母が出生を届け出る場合、委任状は不要。
2. (産前)日本大使館を訪問・担当者とアポイントメント
産後手続きについて不明点がありすぎて、在ジャカルタ日本大使館を訪問して産後の手続きについて色々とご担当の方に直接お話を伺うことにしました。
その際、今後必要となる書類(出生届・出生証明書翻訳フォーマット・パスポート申請書や書き方の見本)についても頂くことができました。

メールで直接アポンイントを取りたい旨を連絡したところ、ご快諾いただきました。私がお会いしたご担当の方は、直接お会いしなくてもメールや電話で気軽に相談に乗っていただける雰囲気でした!
- 領事窓口時間:08:30 – 12:00 / 13:30 – 15:00 (大使館休館日を除く月曜日~金曜日)
- 電話番号(代表):+62-21-31924308
- メール(領事部):embjkt100@dj.mofa.go.jp
- 住所:Jl. M.H. Thamrin 24, Jakarta Pusat (10350) INDONESIA
3. (産後)出生届の記入・内容確認
無事出産を終えたら、大使館を訪問した際に貰った出生届の用紙に記入します。
以前アポをとった大使館のご担当の方が「日本の役所に提出する前に、出生届の内容に不備がないか確認することもできますよ」と言ってくださり、お言葉に甘えて出生届をメールで添付して内容を見ていただきました。



地味に悩んだ出生届の「生まれたところ」欄や「住所」欄のカタカナ(日本語)表記の仕方も教えて貰いました!
4. (産後)日本の役所に出生届などの書類を提出
本籍のある役所に確認した必要書類(出生届・出生証明書とその翻訳・産院パンフレット)を全て揃え、DHLで実家に郵送しました。(会社経由でDHLの発送をやってもらえらので、個人で郵便局には行かず。)両親(赤ちゃんの祖父母)に本籍のある役所に行って貰い、必要書類を提出。
ちなみに、DHLでジャカルタから発送した書類は、大体2~3日で日本に到着した模様。



両親や親戚が遠方の場合は、本籍のある役所に直接郵送で受け付けて貰えるか事前確認するのがよさそう?
5. (産後)出生届受理&戸籍反映!
役所に提出した出生届が受理され、無事戸籍に赤ちゃんが反映。私たちの本籍のある役所では、必要書類提出後、戸籍謄本に赤ちゃんが反映されるまで4営業日ほどかかりました。
6. 戸籍謄本をインドネシアへ発送してもらう
後述する新生児のパスポート申請などに赤ちゃんの載った戸籍謄本が必要なため、予備を含め3部、日本からジャカルタの自宅住所にDHLで発送して貰いました。こちらも大体2~3日でジャカルタの自宅に到着。
オンライン在留届に赤ちゃんを追加
赤ちゃんのパスポート申請前に、オンライン在留届(我が家の場合、駐在している夫名義)に赤ちゃんを追加する様、大使館から指示がありました。★トップページ|在留届
赤ちゃんのパスポート取得
日本から赤ちゃんの載った戸籍謄本が届いたら、赤ちゃんのパスポートをつくります。
パスポートの申請
パスポートの申請・受領は日本大使館にて出来ました。オンラインでも申請可能とのことですが、直接質問したいこともあり対面で申請しにいきました。申請の際の持ち物は以下で過不足なかったと記憶しています。
- パスポート申請書:私の場合、産前に大使館に訪れた際に貰っておきました。
- 赤ちゃんの載った戸籍謄本:日本から郵送してもらったもの。
- 出生証明書:産院で4部(本紙1部+写し3部)貰いました。
- 赤ちゃんのパスポート用の写真:パスポート用の写真アプリを使って自宅で撮影しました。
- 自分(赤ちゃんの親)のパスポート:身分証明の為。
申請は親だけで出来るので、赤ちゃんは連れて行きませんでした。
パスポートの受け取り
申請日含め4営業日で交付されました。受け取りは赤ちゃんの本人確認(顔の確認)のため、赤ちゃんと一緒に直接大使館に伺う必要がありました。
ビザ・KITAS取得
こちらは夫の会社のエージェントに丸投げでしたので細かいことは分かりませんが、参考迄にエージェントから求められた必要書類は以下の通りでした。本当に正確性に欠けるので、参考までに・・・(念押し)
- 赤ちゃんの載った戸籍謄本:日本から郵送してもらったもの。
- 出生証明書:産院で4部(本紙1部+写し3部)貰いました。
- パスポート、KITAS(家族全員)
- Family Register Certificate(戸籍謄本の英文):大使館にて申請・発行。



赤ちゃんが載る前の戸籍謄本or婚姻証明書(大使館にて申請・発行)が必要と知人から聞いていたものの特にエージェントから求められず・・・帯同時の戸籍謄本をエージェントが再利用した可能性あり。
いまいちエージェントどこまで対応してくれたのか不透明で、曖昧でごめんなさい。
おわりに
というわけで、出生から2か月ギリギリで赤ちゃんのビザ・KITAS取得迄辿り着くことが出来ました!赤ちゃん、不法滞在にならなくてよかった・・・と、ホッと一安心。これから同じようにインドネシアに出産される方のご参考になれば嬉しいです。
これにて5記事にわたった出産レポは終わりです。ご一読ありがとうございました!
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